サンマリノGP プレイバック

ふつつかもの

2006年04月24日 13:41

【M.シューマッハ イモラを制する!】


久々にF-1ファンとしても見ごたえのある内容で、サンマリノGPが終了しました。


ご覧になった方はお判りかと思いますが、全62周のレースのうち28周までが、
【皇帝:シューマッハ】【新王者:アロンソ】のマッチレースでした。



1周が約1分30秒としても42分もの間、一瞬の隙もつかなかった【皇帝】
集中力にはあらためて、『脱帽』です。
個人的には、1992年モナコGPを髣髴させ、【セナ・マンセル】の勝負と完全に
ラップしました。あの時もゴール時には0.2~0.3秒差しかなかったと記憶しています。

そして、1992年モナコGPはF-1史上に残る名勝負として語り継がれることになりました。

1年近くといっても昨年U.S.GPの勝利は政治的な色が濃いものでしたので、実質一昨年から
遠のいている勝利を渇望していたはずの、【皇帝】のポディウム上の笑顔・レース後の
インタビューでの神妙な面持ちにはいささか、私も感動をしてしまいました。

さらに、個人的な深読みでは・・・

【皇帝:37歳】【新王者:25歳】ちょうど一回りも歳の違う二人の共通点は?
二人とも、【A.セナ】『尊敬しているF-1ドライバーの№1』にあげているところ・・・
なんですね・・・

12年前 目の前でコースアウトをし逝ってしまう現場を目撃した【皇帝】
12年前 多分その事故はTVで目撃し、その上で憧れでこの世界に入ってきた【新王者】

タンブレロコーナー(セナが命を落としたコーナー)の外側にはセナの胸像が建てられコースを見守る・・・
その前で、セナにあこがれた新旧王者が名勝負をした。

なんとも、そっちのほうがグッと胸にくるものがありましたね・・・


《写真と今回のレースとは何の関係もありません》



【ふつつかもの】ですが、今日は寝不足・・・、よろしく・・・・・・・・・・・

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