シューマッハ引退・・・

ふつつかもの

2006年09月11日 02:16

やはり・・・

時の流れと言うものは止められない・・・そう思わざるを得ない、このさみしさ・・・
とうとう、50年の歴史の中で史上最強と誰もが疑わない F-1の巨星 が去っていく・・・

15年ほど前は若くして憎たらしいほどのミスをしないレース運び・・・
【ターミネーター】 だの 【サイボーグ】 だの、いかにもそれらしいあだ名が日本の中ではついていた・・・



ただ、今思い起こせば90年代・・・
セナが死に、プロスト・マンセルら風格と個性を持ったスターが相次いで去っていき、ぽっかりと空いた
席につかなくてはいけなかった彼への重責は相当重かったと思う・・・
デーモン・ヒル、ジャック・ビルニューブ・・・・彼らもすばらしかったが・・・・
そして、F-1における活性化のキーだった、【フェラーリ】の再生をもシューマッハは担った。
何百と言う人間が関わる現在のF-1においては、いったん凋落したチームを再生するのは
並大抵ではないと・・・彼自身が証明した。



一時期、彼のライバルと自他ともに認める、ミカ・ハッキネンにも年間王者をゆずることに・・・・
そうとう、悔しい思いをしたんだと・・・想像に難くない。
ウィリアムス・ルノー・マクラーレンの台頭に辛酸を得ながら、2000年以降のフェラーリの活躍は
やはり、F-1界を救う手段と方向性が間違っていなかったことを証明した。



ほとんどすべての記録(年間チャンピオン獲得数・勝利数・ポールポジション獲得数・・・)を塗り替えて
いつの間にやら、現役最年長クラスになってきた彼・・・
ここ数年は昔のやたら生意気な、ツンツンした雰囲気はなりを潜め、レースそのものを楽しんでいる・・・
若手とうまくやっているような雰囲気を漂わせている・・・



競技を超えたアスリートとしても認められ・・・・

よくやったよ!シューミ!


お疲れ様!


やっぱ、あんた最強だよ!


でも、実を言うと私も1994年まではあまり好きではなかったです・・・・
あの日までは・・・そう、5月1日 サンマリノGP 【暗黒の週末】・・・・

レースを制したシューマッハは恒例のレース直後のプレスルームで・・・
「こんな状況ではとても喜べる気持ちになれない・・・」
ようなことを言って席を立った。
そのプレスルームの衝立の裏で、当時所属チーム(ベネトン)の監督フラビオ・ブリアトーレ(現ルノー監督)
から、セナの死を告げられ・・・辺りはばからず大声で泣きじゃくり・・・プレスルームの記者達も
水を打ったように静まり返った・・・・そうな・・・

彼も、サイボーグじゃなくてフツーの人間なんだな・・・
と、そのときから見直しました・・・私的に・・・

子供にも【こずかい制】で無駄遣いはさせないそうな・・・・
なんでぇ、フツーのパパじゃん!

ぜひ、今年は花道をかざってくれ!

応援するぜ!1969年生まれ!


ここで使用の写真は・・・どこから持ってきたか??
忘れてしまいました・・・がどこかのものです・・・あしからず・・


【ふつつかもの】ですが、次世代はおもしろいか?・・・、よろしく・・・・・・・・・

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