【国際放送機器展2006】
ちょっと間が抜けましたが、11/15~17 幕張メッセ で開催された展示会のレポートをしてみようと思います。
【InterBEE】 の正式名称は 【International Broadcast Equipment Exhibition】 でまあ、わかりやすく言うと
『放送業界用設備 の 展示会』 ってところになります。
TV・映画・ビデオ系の【映像設備】、ラジオ・コンサート・レコーディングスタジオ系の【音響設備】・・・・
いわゆる“業界の方々”がわんさと集まって、それはもう【モーターショー】並にド派手なんですね・・・
(画像はクリックしてみてね)
たとえば、ここはスタジオ用カメラの展示ブースなんですが、スタジオそのものを持ち込んでおまけに
モデルさんがポーズを作っている・・・それを展示カメラを操作していろいろとできちゃうんですね・・・
(ふつつかもの、それに乗じてカメラ小僧になってます・・・笑)
この写真はもちろん、レース用のオートバイの展示じゃなくて・・・(笑)
手前にある先っぽにカメラについた“クレーン”の展示ブースです。
この機材なんかは、よく映画のメーキングや撮影風景などに出てくる奴なのでご存知の方も
多いのでは・・・・と思います。
そして・・・
ここは【SONY】さんの展示ブースですが、今年公開された映画
“UDON”のセットを持ち込んで、
映画の撮影機材一式をそのまんま再現してたりします。
しかし、私的には毎度たまげるのはこのブース・・・
ここはCADで有名な【Autodesk】のブースです。
あと、同類でMacで有名な【APPLE】、AcrobatReaderで有名な【ADOBE】・・・
えっ?なんでたまげる?
実は、これらのメーカーは【VisiualEffectTool】を開発しているメーカーです。
平たく言うと、いまは映像には切っても切れない“CG”の世界を作るメーカーなんです。
今年は割と控えめでしたが、昨年辺りですと、【APPLE】は映画
“チャーリーとチョコレート工場”の
CGメーキングをデモンストレーションしてました。
見難いと思いますが・・・
画面には【橋を破壊する】シーンが再現されています。
多分、最近ですと
“MI:3”なんかでこんなシーンがあったと・・・
と言う具合に、映画・CM・ドラマ等であたりまえに使われるようになったCGなんですが、
からくりを見ると、正直驚いてしまいます。
まもなく、本物とCGが全く区別がつかなくなる時代が間違いなく来る・・・そう予感させる展示会でした。
では、あとは【後編】へ続きます。
【ふつつかもの】ですが、ほんと一見の価値はありますね、よろしく・・・・・・・・